CSR経営

宣言

『積水フーラーは、人種・出身国・宗教・年齢・障がいの有無・性別・婚姻状況・性的指向・労働組合員または所属政党の違いなどを理由とした、偏見や差別的扱いは一切行わない企業であります。また社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体とは一切関係を持ちません。』

当社は、労働・安全衛生・環境・企業倫理等の要求事項である「ETI(Ethical Trading Initiative)コード」を基本規範に行動することをコミット致します。

  • 1.職業選択の自由の保障
  • 2.結社の自由
  • 3.労働条件における安全面と衛生面の確保
  • 4.児童労働の禁止
  • 5.最低賃金の保障
  • 6.過重労働の禁止
  • 7.あらゆる差別の禁止
  • 8.違法な雇用の禁止
  • 9.過酷または非人道的な扱いの禁止

積水フーラーはこれに準拠し、問題解決に取り組んでいます。

2016年度積水化学グループ 改善活動発表会 特別賞受賞

2016年度積水化学グループ 改善活動発表会にて
積水フーラーの選抜チーム:ゴールデンエッグスが特別賞を受賞

当社代表のゴールデンエッグスが特別賞を受賞。その最大のポイントは、積水化学グループの改善発表では、未だ取り入れたことの無い先進の手法に挑戦し、成果を導き出した点にありました。
テーマは「生産ラインにおける品質不具合の撲滅」。対象分野は、直接末端ユーザーに届く可能性のある商品に関連したもので、なかなか流出防止ゼロとはならず、営業からも切望されていたテーマでもありました。
先ずは、現状把握。何度と無く実施してきた分野でも有り、費用を掛けてでも対策を講じてきていた経緯がありました。しかし結果は思わしくない。

不具合品流出の事例、ヒヤリ報告箇所にも対策が講じられてているも、結果に結びつかない。経験があるものは対処できるが、そうでない「不具合予備軍」が見えていない為、常に発生⇒事後対応と、後追いになっていたことが分かってきました。
この不具合予備軍をどう対処していくか、未だ経験したことのない領域に踏み込むことになりました。積水化学から送られてきた品質レポートに新規の改善手法として載っていたのがまさにこれ。起こりうる失敗(リスク)を事前に見つけ、見積もることでリスクを予見し、現状を打破していく『未然防止型』の改善手法です。

故障モード影響分析(FMEA)、故障・事故の分析手法(FTA)などゼロから勉強し、何とかゼロベースの発生撲滅につなげることができました。この活動を通して、潜在的な不具合項目を108項目も洗い出すことができ、今まで見えてこなかった事象が見えてきたと言う。成果も上がり、現場の品質保証への自信にもつながっていきました。
社内選抜は、昨年2016年9月。それから更に改善を進め、この発表会に臨みました。

1月20日発表会当日、積水化学京都研究所の講堂に、全国から選抜された19チームが集結。優れた発表が次々と行われ、当社からの参加者は、感心することばかりでした。そうした中で結果発表。「特別賞、積水フーラー」と発表され、メンバーで喜びを分かち合い、今までの苦労が報われた瞬間でした。

この成果を基に、更なる改善活動への注力、新手法の水平展開を進めて行きたいとメンバー全員が次のテーマに向け意欲的に活動を始動しました。

発表会写真ギャラリー