主成分 | 変成シリコーンポリマー |
---|---|
外観(性状) | 白色ペースト状 |
標準塗布量 | 約12~13m(φ5mm)/本 |
容量・形態 | 330mlカートリッジ/25kgペール缶 |
梱包数 | 1箱(10本入)/1梱包 2箱(20本入)/1梱包(PPバンド掛け) 25kgペール缶 |
製品概要
- 建築基準法に配慮した ノンホルムアルデヒド製品です。
- 健康を損なう可能性がある揮発性有機化合物(VOC)としての13物質を使用していない「健康住宅対応品」です。
- 臭いが少なくて、安全で作業効率に優れた「速硬化タイプ」の建築内装用接着剤です。
- 建築内装用における各種材料との接着性に優れています。
- 硬化物は高い弾力性を保ち、衝撃や振動に強く、被着体同士の膨張・収縮の応力を吸収し、耐久性に優れています。
- 両面テープ併用工法の接着剤として使用できます。
- 高粘度のマスチック型ですので、凹凸面への充塡接着剤としても使用できます。
用途
- 建築・内装工事における 巾木・胴縁・廻り縁・窓額縁、つけ枠、戸当たり、カーテンボックス、腰壁などの接着。
- 各種化粧合板、無機質ボード、ポリスチレンボード、硬質ウレタンフォームボード、せっこうボード、ステンレス板 などの接着。(仮押さえが必要な場合には、セキスイダブルタックテープ#532Sをご使用ください)
- コンクリートへの巾木や木レンガの接着。
- パネルの補強フレームの接着。
- 建築現場造作用途における各種材料との接着。
※軟質塩ビ・ポリエチレン・ポリプロピレン・ナイロン・シリコーンゴム・フッ素樹脂等には接着しません。
※接着面に直接、日光が当たる用途(透明ガラス・透明プラスチック)には、使用できません。
※床暖房用パネル・石材・タイルなどの接着には、使用できません。
使用方法
- 接着面の汚れ・ゴミ・ほこり・サビ・油・ワックス・型枠はく離剤・レイタンスなどを取り除いて、必ず乾燥させてください。
- 接着面のバリや不陸を取り除き、平坦に仕上げてください。
- 仮押さえが必要な場合には、セキスイダブルタックテープ#532Sを施工してください。(必ずメーカーが指定する両面テープをご使用ください)
- パネジ式ノズルをはずして、用途に合ったサイズにカットしてください。
- 防湿膜を完全に突き破ってください。
- ノズルをカートリッジに取付けてください。
- 本製品をカートリッジ用ガンに装着し、被着体の一方に、ビード(線状)塗布をしてください。
- 塗布後、直ちに貼り合せて、正しい位置にすり合わせるように圧着してください。
- 接着剤が硬化するまでは、接着部材を動かさないで、養生してください。
施工時の注意事項
- ぬれた状態、汚れが付着した状態での施工は、避けてください。はく離の原因となります。
- 低温(5℃以下)時や多湿(結露)時の施工は避けてください。硬化や接着不良の原因となります。
- 接着剤の弾力性を発揮させるためには、硬化物の厚みを1mm以上となるようにしてください。
- 両面テープ併用の場合は、貼り合せ後の位置修正ができませんので、注意が必要です。
- 本製品は硬化が速いので、接着部材からはみ出した接着剤は、直ぐに拭き取ってください。
- 本製品は空気中の“水分”で硬化するため、非多孔質材料同士の接着には使用できません。
- ポリウレタン系の製品と、本製品を同時に使用しますと、ポリウレタン系の製品が硬化しないことがありますのでご注意ください。
- 強力な 洗浄剤や薬品類などの接触により、本製品が汚染されることがあります。
- 硬化物の適応温度範囲は-30〜90℃(一時的)で、通常の自然環境にさらされる場合を想定しています。
- 長時間水に浸漬するような部位には使用できません。
取扱時の注意事項
- 取扱い時には、作業衣・保護眼鏡・保護手袋などを着用してください。
- 本製品を長時間多量に吸入すると、健康を害するおそれがありますので、必ず換気をよくしてご使用ください。
- 目に入った場合は、直ちに流水で15分以上洗い流し、医師の診断を受けてください。コンタクトレンズ使用者は、できる限りコンタクトレンズを外して、洗眼してください。
- 長時間、皮膚に付着したままにしないで下さい。すみやかに付着物を拭き取り、水と石ケンでよく洗い流してください。
- 開封後は、すみやかに使い切ってください。
- 直射日光を避け、湿気の少ない冷暗所(5〜35℃)で保管してください。
- 本製品は建築用に開発・製造されたものです。記載の用途以外には使用しないでください。
- 本製品は使用方法・使用条件によって、本来の性能を発揮できない場合があります。事前に目的の用途に適合するかを必ず確認の上、ご使用ください。
※その他、ご不明な点は、カタログ・安全データーシート(SDS)をご参照ください。