主成分 | 変成シリコーンポリマー |
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外観(性状) | 白色ペースト状 |
容量・形態 | 330mlカートリッジ |
梱包数 | 1箱(10本入)×2箱/1梱包(PPバンド掛け) |
製品概要
- 健康を損なう可能性がある揮発性有機化合物(VOC)としての13物質を配合していない「健康住宅対応品」です。
- 刺激臭が少なく、金属を腐食しないので、建築用途に適しています。
- 無可塑剤タイプですので、鏡面への耐汚染性に優れています。
- 「両面テープ併用工法」による施工で、現場での作業工程が短縮されます。
- 硬化物は、高い弾力性を保ち、衝撃や振動に強く、被着体同士の膨張・収縮の応力を吸収し、耐久性に優れています。
- 高粘度のマスチック型ですので、凹凸面への充塡接着剤としても、使用できます。
用途
- 鏡と木質材料(パーティクルボード)・合板(塩ビ合板など)との接着。本製品と「両面テープ併用工法」による施工。
- 床仕上げ工事における木質フロア(MDF系を含む)と、木質材料(パーティクルボード)との接着。
- 金属板とスレートなどの異種材料との接着。 ただし、非多孔質材料同士の接着においては、硬化しません。
※仮押さえが必要な場合には、セキスイスポンジテープ#2310をご使用ください。
※軟質塩ビ・ポリエチレン・ポリプロピレン・シリコーンゴム・フッ素樹脂等には、接着しません。
※接着面に直接、日光が当たる用途(透明ガラス・透明プラスチック)には、使用できません。
※床暖房用パネル・石材・タイル などの接着には、使用できません。
使用方法
- 下地、仕上材の汚れ・ゴミ・ほこり・サビ・油・ワックス・離型剤・レイタンスなどを取り除いて、必ず乾燥させてください。
- 下地、仕上材のバリや不陸を取り除き、平坦に仕上げてください。
- 仮押さえが必要な場合には、セキスイスポンジテープ#2310を施工してください。
- ネジ式ノズルをはずして、用途に合ったサイズにノズル先端をカットしてください。
- 防湿膜を完全に突き破ってください。
- ノズルをカートリッジに取付けてください。
- 本製品をカートリッジ用ガンに装着し、下地もしくは仕上材のいずれか一方(片面)に、ビード(線状)塗布をしてください。
- 塗布後、直ちに貼り合せて、正しい位置にすり合わせるように圧着してください。
- 接着剤が硬化するまでは、接着部材を動かさないで、養生してください。
施工温度 | 冬(5℃) | 春・秋(20℃) | 夏(40℃) |
貼り合わせ可能時間の目安 | 塗布後30分以内 | 塗布後10分以内 | 塗布後5分以内 |
実用強度発現の目安 | 貼り合わせ後48時間以上 | 貼り合わせ後12時間以上 | 貼り合わせ後6時間以上 |
完全硬化時間の目安 | 3〜4日 | 2〜3日 | 1〜2日 |
※上記に示す数値は、温度、相対湿度、塗布量、接着剤の厚み、接着部材の構成などにより変化します。
施工時の注意事項
- ぬれた状態、汚れが付着した状態での施工は、避けてください。はく離の原因となります。
- 低温(5℃以下)時や多湿(結露)時の施工は避けてください。硬化や接着不良の原因となります。
- 接着剤の弾力性を発揮させるためには、硬化物の厚みを1mm以上となるようにしてください。
- 両面テープ併用の場合は、貼り合せ後の位置修正ができませんので、注意が必要です。
- エアガンを使用する場合、30N/cm2(3kgf/cm2)以下でご使用ください。
- 本製品は空気中の“水分"で硬化するため、非多孔質材料同士の接着には使用できません。
- ポリウレタン系の製品と、本製品を同時に使用しますと、ポリウレタン系の製品が硬化しないことがありますのでご注意ください。
- 仕上げ材の表面などに付着した場合は、すみやかに拭き取ってください。
- 硬化物の適応温度範囲は-30〜90℃(連続的ではない)で、通常の自然環境にさらされる場合を想定しています。
- 長時間水に浸漬するような部位には使用できません。
取扱時の注意事項
- 子供の手の届かないところに置き、いたずらをしないよう注意してください。
- 取扱い時には、作業衣・保護眼鏡・保護手袋などを着用してください。
- 本製品を長時間多量に吸入すると、健康を害するおそれがありますので、必ず換気をよくしてご使用ください。
- 目に入った場合は、直ちに流水で15分以上洗い流し、医師の診断を受けてください。
- 長時間、皮膚に付着したままにしないでください。すみやかに付着物を拭き取り、水と石ケンでよく洗い流してください。
- 開封後は、すみやかに使い切ってください。
- 直射日光を避け、湿気の少ない冷暗所(5〜35℃)で保管してください。
- 本製品は建築用に開発・製造されたものです。記載の用途以外には使用しないでください。
- 本製品は使用方法・使用条件によって、本来の性能を発揮できない場合があります。事前に目的の用途に適合するかを必ず確認の上、ご使用ください。
※その他、ご不明な点は、カタログ・安全データーシート(SDS)をご参照ください。