主成分 | 変成シリコーンポリマー |
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外観(性状) | ペースト状 |
カラー | ホワイト、グレー |
標準塗布量 | 約3.0m(φ10mm)/本 |
容量・形態 | 333mlカートリッジ |
梱包数 | 1箱(10本入)/1梱包 2箱(20本入)/1梱包(PPバンド掛け) |
製品概要
- (財)日本建築総合試験所※による耐火試験で、壁耐火1時間、床耐火2時間の性能を確認しております。詳細はお問い合わせください。
(財)日本建築総合試験所は、国土交通大臣指定の公的評価機関です。
- 火災時に高温によりシーリング材が膨張、焼成することで目地部分からの火炎の貫通や裏面温度の上昇を抑えます。
- 通常の硬化物は柔軟なゴム弾性をもち、目地への追従・止水効果を発揮します。
- 建築基準法に配慮したノンホルムアルデヒド製品 (JAIA F☆☆☆☆認定品 ) です。
- 健康を損なう可能性がある揮発性有機化合物(VOC )としての13物質を含みません。
用途
- PC 板、セメント押出成形板、ALC 板の目地。
- 耐火、遮音間仕切りパネルの目地。
- 各種配管、ダクトの貫通目地。
- 一般建築物の内外装目地。
- 外壁材と各種屋根材 (アルミ、鋼板 ) など 、建築部材との取合部分。
※軟質塩ビ・ポリエチレン・ポリプロピレン・シリコーンゴム・フッ素樹脂等には接着しません。
耐火性能
■加熱燃焼試験①
【試験条件】
- シーリング材を幅10㎜×深さ10㎜×長さ100㎜の目地形状になるように打設、23℃環境下で7日間養生し完全硬化したものを試験体とした。
- 試験体を所定の雰囲気温度に加熱した電気炉に入れ、30分放置し状態を観察した。
■加熱燃焼試験②
【試験条件】
- 右図のようにALC板の目地部分にシーリング材を打設。
- 23℃50% RH環境で7日間養生し、完全硬化させたものを試験体とした。
- 炉内温度が600℃の電気炉に試験体を配置。
- 30分放置後に試験体を取り出し、シーリング材の外観確認を行った。
シーリング性能
通常時は、弊社高耐候シーリング材同等の耐候耐久性を発揮します。
使用方法
- 充填箇所の油・サビ・汚れ・ほこり等を取り除いて、必ず乾燥させてください。
- マスキングテープ(養生テープ)を、充填箇所の目地際にそって貼ってください。
- 充填箇所の接着性・耐久性を高めるために、下地処理剤としてセキスイ変成シリコーンプライマーをご使用ください。(必ずメーカーが指定する専用プライマーをご使用ください。)
- ネジ式ノズルをはずして、ノズルを、目地に合ったサイズにカットしてください。
- 防湿膜を完全に突き破ってください。
- ノズルをカートリッジに取り付けてください。
- 本製品をカ-トリッジ用ガンに装着し、目地の隅まで行きわたるように充填してください。
- ヘラ押え(仕上げ)は、充填後すぐに行ってください。
施工時の注意事項
- ぬれた状態、汚れが付着した状態での施工は避けてください。はく離の原因となります。
- 低温(5℃以下)時や多湿(結露)時の施工は避けてください。硬化や接着不良の原因となります。
- プライマーを使用する場合、充填箇所に適量を塗布し、表面が乾いてから、本製品を充填してください。
- いったん硬化してしまったものは、容易に取り除くことはできません。仕上げ材の表面などに付着した場合は、すみやかに拭き取ってください。
- ポリウレタン系の製品と、本製品を同時に使用しますと、ポリウレタン系の製品が硬化しないことがありますのでご注意ください。
- シーリング材の打継ぎにおいて、本製品はシリコーン系には接着しないので、使用しないでください。
- 本製品の厚みが1mm以下の場合は、硬化が遅くなったり“弾力性”が発揮されなっかたりしますので、必ず厚みは1mm以上となるようにしてください。
- 本製品を釘頭の着色や塗料の部分補修など、塗料の代わりに使用しないでください。
- 硬化物の適応温度範囲は-30〜90℃(一時的)で、通常の自然環境にさらされる場合を想定しています。
- 長時間水に浸積するような部位には使用しないでください。
取扱時の注意事項
- 取扱い時には、作業衣・保護眼鏡・保護手袋などを着用してください。
- 本製品を長時間多量に吸入すると、健康を害するおそれがあります。必ず換気をよくしてご使用ください。
- 目に入った場合は、直ちに流水で15分以上洗い流し、医師の診断を受けてください。コンタクトレンズ使用者は、できる限りコンタクトレンズを外して洗眼してください。
- 長時間、皮膚に付着したままにしないでください。すみやかに付着物を拭き取り、水と石ケンでよく洗い流してください。
- 開封後はすみやかに使い切ってください。
- 直射日光を避け、湿気の少ない冷暗所(5〜35℃)で保管してください。
- 記載の用途以外には使用しないでください。
- 本製品は使用方法・使用条件によって、本来の性能を発揮できない場合があります。事前に目的の用途に適合するかを必ず確認の上、ご使用ください。
※その他、ご不明な点は、カタログ・安全データーシート(SDS)をご参照ください。